2016年8月20日土曜日

Di2内装配線非対応チタンフレームだけど穴あけて内装

この記事を書いた人
この記事を自分のブログで紹介 Embed
スポンサーリンク
当初はパナチタンへのDi2導入に際して配線のことなど深く考えていなかった。
バッテリーだけはハンガーから電線が取り出せるので内装式を選択したが
あとは内装対応フレームではないので、迷わず外装配線で組みつけていた。

Fメカはチェーンホイールで隠れてしまうため外装でも気にならないのだが
問題はハンドル部のジャンクションAからハンガー下のジャンクションBへ伸びる
電線と、そのジャンクションBからRメカまでの電線である。

アウターストッパーを利用して適当に取り回してみたもののワイヤーのように
テンションをかけるわけに行かないしでどうも納まりが悪い。
やはり専用の電線固定用シールを使って地蜘蛛の巣のような 
露出配線にするしかないかと諦めていた。




















そんなとき、パナチタンの16年モデルがDi2内装に対応というニュースを見たのだった
写真を見てみるとダウンチューブのガゼット部に穴をあけている。
そしてパナの人曰く、「ガゼット部は肉厚があるので問題ない」とのことだった。

そのフレームは特別に穴あけ部に補強をしてる様子はなく、
本当にただ馬鹿穴を空けた様な感じに見えた。

調べてみると従来品のガゼットも板厚は2mm近くあるらしく
これなら穴あけても大丈夫そうではないか?
いや、でも、もしかしたら対応モデルはもっと肉厚のガゼットに変更してるのかもしれない
あるいは表からは見えない補強をしてるかもしれない。

そんなこんなで色々検討したが結局ダウンチューブについては穴あけすることに決定した。

一方、Rメカ側の配線はというと
対応モデルはチェーンステーの端部に穴があいていて
一般的なワイヤー内蔵式と変わらない感じの収まりであった。

だが、それと同じように加工しようとしてもステー端部は人差し指くらいの球面状のため
手持ちドリルで穴をあけるのは難しそうだし強度的にも影響が大きそうなので
ここの穴あけは諦めることにした。

だからといって内装化を諦めるわけではない。
チェーンステー端部にはもともとガス抜き用の穴が開いているのでそれを利用して
電線を通すことにした。





電線の太さと穴の直径を測ってみると
電線は約2.5mm、穴は約2.8mmでいけそうな予感。



















当然コネクターは穴を通らないので一旦電線をカット。
面倒な通線はワイヤーの内蔵でも色々なやり方があるけども
まずはそのガス抜き穴からφ0.7の針金を通す。
次にそれをガイドにして、家にあった手芸用の極細ワイヤーを通す。
でそのワイヤーを電線に横から突き刺したらいよいよ本番。


















 

ガス抜き穴から電線をプライヤーでつまんで押し込み
同時にハンガーから電線に繋いだワイヤーを引っぱる。
穴から入った電線はすぐに直角に曲がってかないとチェーンステーの中に
入っていかないのでこれがなかなかきつい。
ワイヤーを強く引きすぎると電線の被覆がちぎれてしまうので
穴から押し込むのと同時にハンガーから引張るのを繰り返して少しずつ通すのである
建築現場で電気屋さんがやっている通線作業のマイクロ版である。

じわじわと数ミリづつ電線を押し込んでいくこと10数分
ようやくハンガーまで電線が辿りついた。

Rメカへ繋げる側の電線の出代は、ちょっとやそっとじゃずれなさそうなので
ちょうど良い長さにのところまで送ったら結線に必要な分を残し余分な電線を切る。

そしてさっきカットしたコネクター付きの電線を半田で結線し
熱収縮チューブと自己融着テープで被覆したら完成となる。
まあ文字にすると簡単なんだが、中身の銅線は弱電用の細いものなので
結構神経を使う作業。しかもこれをいい加減にやると
あとで酷い目に遭うのは言うまでもない。
熱収縮チューブを先に通しておくのを忘れて半田をやり直したり、
ま、なんだかんだで結線には小一時間かかった。

無線式が羨ましく思えてくる。

さてそれからいよいよダウンチューブの穴あけだ
覚悟を決めてドリルをあてる。
公称はφ6mmの穴が必要だが、5.5のキリで丁度コネクターは通った。
ちなみにチタンは硬くて加工は大変と思われているが
パナチタンの3AL2.5V(アルミ3% バナジウム2.5%か?)合金はそれほど硬いわけではなく
いくつも穴あけするわけでもないので普通の鉄工用キリで十分だった
ただし、切りくずがキリに粘りつきやすいので多少注意は必要。

それで無事穴はあいたのだが、ここで電線を通すに当たってひとつ問題が発生した
ダウンチューブはハンガーパイプで完全に蓋されており
そこも穴あけが必要だったのだ。

仕方なくダウンチューブの延長線上真裏からハンガーパイプを貫く穴をあけ
配線穴を確保することになった。

実はハンガーパイプには元々水抜き用の穴を二つ、自分であけてあり
外装配線してた当初はその穴を利用して内装バッテリーからの電線を
出していたのだが、これに加えて穴は3ヶ所にもなってしまった。


ジャンクションBも内装すればハンガーから出すのはFメカへの電線だけで済むのだが、
シートチューブとハンガーの接合部も電線が1本通るだけの穴しかあいておらず
ジャンクションを内装することは出来ないのだった。

もうひとつの方法としてジャンクションBをシートチューブ上部から入れる作戦
もあったのだが、接続するためにながーい電線が各所必要となるので
予算の問題や重量増の懸念もあり現実的ではないと判断した。















ハンガーパイプの穴あけは目立つとこではないので見た目も気にならないし
クロモリのオーダーフレームではハンガーパイプの肉抜きは定番の加工なので
強度的には問題にならないだろう。




















かくして内装作業は無事終了
後はアウターストッパーを削ろうかどうしようかというところだが
この先ワイヤーに戻さないとは限らないので当面はこの状態で使うことになりそうだ。

なお、こうした改造は半田で繋ぎなおしたところが断線する悪夢と戦いながら走ることになるし
フレームの穴あけは大幅な強度低下を招き危険なので絶対にまねをしないように。


                                       

スポンサーリンク
この記事がそこそこ気に入ったらポチッと! にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
購読するとブログの更新通知が受け取れるようになれます。
解除するにはもう一度購読ボタンを押せば簡単に解除できます。

動作環境:「Android OS」「Window OS」「MAC OS」のgoogle Chrome及び Firefox
※iOSはアプリ経由の通知となります。
この記事を自分のブログで紹介 Embed

0 コメント :

コメントを投稿